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2025.06.12

スタッフブログ

見せる?隠す?「扉がない収納」について

収納といえば「扉があるもの」というイメージが強いかもしれませんね。けれど最近は、あえて「扉をつけない」収納を選ぶ方が増えてきています。実際に暮らしてみると、収納の扉は意外と開けっ放しにしていることが多く、それならいっそ初めから扉は不要、という考え方からの選択のようです。

もちろん、「来客時にだけ閉めたい」という理由で扉をつける方もいらっしゃいますし、後からロールスクリーンを取り付けて隠せるようにしている例もあります。また、人気のアーチ垂れ壁を取り入れる場合、構造上扉をつけられないこともあり、デザインと収納の両立を考えて「扉なし」が選ばれることも。

特に、主寝室のウォークインクローゼットや子ども部屋の収納など、誰も見に来ないプライベートな空間では、手間を考えると扉は不要だと思われるようです。また、洋服が好きでコーディネートを楽しみたい方は、収納を“見せる”ことでテンションが上がるとおっしゃることも。ショップのようにお気に入りの服をディスプレイできるのは、扉がない収納ならではの楽しみ方です。
その他にも、あえて常に見える状態にして「きれいに保とう」という意識から、扉なしを選ばれる方もいらっしゃいます。

伊田屋では、扉をつけてもつけなくても価格は基本的に変わりませんが、住宅会社によっては扉を減らすことで費用が抑えられるケースも。ただし、価格だけを理由にしてしまうと、「やっぱりあった方がよかった」と後悔してしまうこともあります。あくまで、ご自身やご家族の暮らしや好みに合わせて選んでいただくのが一番です。

なお、扉は後から取り付けることも可能です。最初は扉なしで暮らしてみて、「やっぱりつけたい」と思われた場合は、お気軽にご相談ください(家づくりの際に、後から扉をつける可能性があるとお伝えください)。伊田屋では、後付けリフォームにも対応しています。暮らしながら、より快適な収納スタイルを見つけていきましょう。