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「やっぱり畳が落ち着く」小上がり畳コーナーの魅力

「家のどこかに畳のスペースがほしい」というご要望は、お客さまから今も根強く聞かれます。フローリングが主流の今でも、畳のある空間にほっとする日本人ならではの感覚は変わらないのかもしれませんね。
昔は、和室6帖を独立した個室として使いたいというご要望が多く、LDKとは別の空間として間取りに組み込まれていました。その後、4.5帖の和室をリビングにつなげるプランが登場し、結果的にリビング全体が広く感じられると好評に。最近では、さらにコンパクトな3帖程度の畳コーナーを、リビングの一角に設けるスタイルが主流になってきました。
その中でも、伊田屋のモデルハウスでは「小上がり」の畳コーナーを採用することがあります。小上がりにすることで、フラットな空間では得られない視覚的なメリハリが生まれ、空間が引き締まるからです。リビングの一角にデザイン性の高い存在感のある空間として、こうした小上がりの畳コーナーを取り入れるお客さまも多いのです。
小上がりの畳コーナーは、利便性からの利点も。
目線が変わることで、小さなお子さまが畳コーナーで遊んでいる様子を見守りやすくなったり、腰をかけてくつろいだり、カウンターを設けてスタディスペースとして活用したり。
小上がりであることで、畳コーナーの使い方がぐんと広がります。
また、床下に収納スペースを造ることもできるなど、メリットがたくさんあります。
最近では、アーチ状の壁や床の間風のデザインを取り入れて、畳コーナーを空間のアクセントとしておしゃれに仕上げる方も増えています。独立した和室の需要は減っていますが、畳への愛着は今も健在です。だからこそ、現代の暮らしにフィットする「小上がり畳コーナー」が選ばれているのかもしれません。