Topics

トピックス

2022.11.10

スタッフブログ

掃き出し窓、どの方角にあるといい?そもそもいる??

こんにちは。
岐阜県全域と愛知県北部で分譲住宅や、自由設計の住宅を販売している伊田屋です。

人が出入りのできる大きな窓のことを、「掃き出し窓」といいます。
1階のリビングなどから庭に出入りしたり、2階のベランダに出るために採用することのある窓です。

どのお家にも、当たり前にあるものという先入観があるかもしれませんが、弊社の一級建築士の意見は違います。
「そもそも、掃き出し窓っていらないかもしれない」
と考えているそうです。

1階は、掃き出し窓にウッドデッキを付けるなどして、そのまま庭に出たいなら必要かもしれません。ですが、特に外に出る理由がないのなら、一般的な窓でも十分に採光は取れます。
最近は、2階にベランダを造らない方も増えていますので、その場合は自動的に2階の掃き出し窓もいらないのです。

ただし、掃き出し窓からゴミを出したり、そこから出入りして外でタバコを吸う方などは、無理になくさなくても良いと思います。

掃き出し窓を造る時は、基本的には南側か東側に設けます。西側は日差しがきつく、逆に北側は日差しが入らず、冬場が寒くなるためです。

掃き出し窓があると、引っ越し時の物の出し入れや、新しく家具などを購入した時の搬入には便利です。ですが、用途を思いつかないまま何となく設置するのであれば、一度必要かどうか検討されてみてもいいかもしれません。

あるのが当たり前と思われているものでも、お住まいになった後にほとんど使わないのであれば、思い切って外すのも家づくりを成功させるポイントです。
いるもの、いらないものを検討して、皆さまにとってベストなお家を建ててくださいね。