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プライドとブランド

皆様、こんにちは。私は平野と申します。
「株式会社伊田屋」は、その社名から直接「業種」を連想するのは、難しいかもしれません。
「伊田屋工務店」とか「伊田屋建設」とかですと、
「ああ、建築の会社なんだ」「設計もやっているんだ」と解るのですが、「伊田屋」だけでは解らないかも知れません。
どうも「和菓子」のお店か「呉服屋」かと名前だと思われそうです。
しかし、私たち伊田屋の従業員は、この社名に「誇り」を持っているのです。
「伊田屋」という社名は「屋号」がルーツになっています。
皆さんは「屋号」というのをご存じですか。
江戸時代以前、「屋号」とは「信頼のブランド」で、個人名を超えた存在として大切にされてきました。
「酒屋」「宿屋」のような家業でも、代々の当主が受け継ぎ、「この看板を次世代につなぐ」という使命感で、「屋号」というものが守られてきました。
有名な温泉旅館で、ミシュランでも高く評価されている「加賀屋」がありますが、こちらも「屋号」を社名にしています。
銀座に本店がある有名なデパート「三越」も、もとは「越後屋」と言いました。
創業家の「三井家」と合わさって「三越」になりました。
名古屋の「松坂屋」も「屋号」を店名にしています。
書店で有名な「紀伊國屋」も、まさに「屋号」を大切に守ってきた企業のひとつです。
創業者の「田辺家」は、江戸時代「紀の国」の出身でした。いまの和歌山県です。
もともとは「炭問屋」として成功を収めていたのですが、大正時代になり、「書店」として大幅な業種転換を行い、大成功しました。
このように業種は変わっても「紀伊國屋」という「屋号(ブランド)」だけは大切に引き継いだのです。
「株式会社伊田屋」も、先代への敬意と、受け継いだお客様との信頼、後世に繋いでいくという意味で「伊田屋」という屋号を大切にしているのです。
2026年もはやひと月が過ぎました。
私たち従業員が、歴史ある「伊田屋」の屋号に誇りを持ち、未来に繋げる大切な役割をになっています。
そして「伊田屋」の家を建てていただいたお客様ひとりひとりを、未来永劫大切にしているのです。



