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2025.12.25

スタッフブログ

【2026年の家づくり】住宅ローンを組む前に知っておくべきQ&A

家づくりに欠かせない「住宅ローン」。
金利や審査基準などは時代とともに変化しており、住宅ローンを組む前に最新状況をチェックしておくことが大切です。
今回は、伊田屋のスタッフが日々お客さまからよくいただくご質問を、Q&A形式でご紹介します。これから住宅ローンを組もうと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

Q1. 奨学金が残っていても住宅ローンは組める?

→ ほとんどの場合、問題ありません。

以前は「奨学金の返済があると、住宅ローンの審査に不利になる」と言われることもありました。しかし最近では、奨学金は教育のための投資とみなされ、マイナス要因とされるケースは少なくなっています。
ただし、毎月の返済額が大きい場合は、返済比率(収入に対しての返済負担率)に影響することもあります。返済期間や金額を踏まえたうえで、無理のない資金計画を立てましょう。

Q2. 転職したばかりだとローンは組みにくい?

→ プランによっては可能です。

住宅ローンでは「安定した収入」が重視されるため、転職直後はやや審査が慎重になる傾向があります。ただし、同業種への転職や正社員としての勤務実績が続いている場合などは、問題なく通るケースもありますが銀行によって基準はさまざま。
注意したいのは、ローンが承認されてから“実行(借入)されるまで”の間に転職しないこと。実行時点で条件が変わっていると、再審査が必要になる場合もあります。
ローン実行までは、できるだけ状況を変えずにおくのが安心ですよ。

Q3. 車のローンは住宅ローンに影響する?

→ 影響する場合があります。

車のローンなど他の借入がある場合、それも含めて「借入総額」として判断されます。
銀行は、収入に対しての返済比率を一定の基準内(年収の30〜35%以内など)で見ているため、車のローン返済分を差し引いた金額が、住宅ローンの借入可能額になることがあります。
過去には、住宅ローンが通った安心感から、実行前に新しい車のローンを組んだ方がいらっしゃいました。そうした場合では、再審査になり最悪希望額を借りられないことも考えられますので、追加でローンは組まないようにしてください。

Q4. 住宅ローンは何年で組むのがベスト?

→ ライフプランによって異なります。

一般的には、35年ローンを選ばれる方が多く、伊田屋でも多くのお客さまがこの期間を選択されています。ただし、年齢や収入、家族構成によって最適な年数は変わります。
例えば、20代や30代前半で建てるなら、退職までの年数を鑑みて、40年ローンで月々の負担を軽くしても無理な計画ではありません。
逆に、40~50代の方なら、定年までに完済できる期間で組むのが安心!という方もいらっしゃいます。
月々の支払い額だけでなく、老後資金や教育費なども含めた“長期的な家計バランス”を考えて選びましょう。

住宅ローンは、家づくりの中でも特に不安を感じる方が多い部分です。
「奨学金があるけど大丈夫?」「転職したばかりでもローンは組める?」など、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
お客さま一人ひとりに合ったプランを一緒に考えていきます。