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2025.08.21

スタッフブログ

【家づくり検討中の方へ】これで解決!親子での家づくりギャップ問題

家づくりを進める中で、意外と多く聞かれるのが「親との意見のズレ」です。
実際、ご相談を受けていると、
「親のアドバイスが今の常識とズレている」
「親にこんなことを言われたけど、本当ですか?」
というように、親の親切心から出たアドバイスに戸惑う方もいらっしゃいます。

もちろん親世代の意見には経験に基づいた深みもありますが、住宅ローンや暮らし方、家の考え方は時代とともに大きく変化しているのも事実。
今回は、特にギャップが出やすい3つのポイントについて、今の常識をわかりやすく解説します。

ギャップ1:住宅ローンの考え方がまるで違う!

親世代は、「頭金をしっかり貯めてから家を建てる」が当たり前の時代でした。
理由は、昔は住宅ローンの金利が高く、少しでも借入額を減らさないと返済負担が重くなっていたからです。
一方、現在は当時と比較すると低金利で、頭金なしでローンを組むことも珍しくなくなりました。
むしろ、資金を手元に残しておくことで、子どもの教育費や突発的な出費に対応できるなど、家計のバランスを重視する考え方が主流になっています。

「頭金がないとダメ」と思い込まず、まずは今の収支に合った資金計画を立てることが大切です。

ギャップ2:大きな家がいい……はもう古い?

「せっかく家を建てるなら広い方がいい!」という声、ご両親から聞いたことありませんか?
確かに、かつては広くて部屋数の多い家=豊かさの象徴とされてきました。

しかし今は、掃除の手間や光熱費、将来のメンテナンスコストを考えて、“ちょうどいい広さ”を選ぶ人が増えています。
夫婦+子ども1~2人の生活にフィットする間取りがあれば十分。広さよりも「快適に暮らせる動線」や「収納計画」が重視されています。

「コンパクトでも心地よく暮らせる」ことが、今の家づくりのキーワードになっています。

ギャップ3:「とりあえず和室」は、もういらない?

親世代がよく言う言葉の一つが、「とりあえず和室は必要でしょ?」。
ですうが実際には、和室が活用されていないケースは意外と多いです。
昔は親せきや来客が頻繁にあり、布団を敷いて泊めることも日常でした。
今は、家族の構成や付き合い方も変化し、「誰かが泊まりに来る前提」で間取りを考える必要がなくなってきています。

和室を造るにしても、独立した和室を造る方は減っており、変わりにリビングに隣接した畳コーナーをお子さまの遊びやお昼寝スペースにするアイデアが主流。
将来的に親と同居する方や、来客が泊まることが多いご家庭なら独立した和室は便利ですが、“なんとなく親に言われたから造っておこう”は無駄なスペースになるかもしれません。

親からのアドバイスは、貴重な意見で参考になることもたくさんあります。
ですが暮らし方が変わった今、親世代の常識をそのまま取り入れるのは難しいことも……。

伊田屋では、親世代の想いも大切にしながら、今の家族に合った家づくりをご提案しています。「親がこう言うけど、本当に必要?」「自分たちの考え方を伝えづらい…」という場合も、ぜひ私たちにご相談ください。

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