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2025.08.14

スタッフブログ

【住宅販売のプロが解説】窓がないお風呂やトイレって大丈夫?

お客さまとの打ち合わせで、最近増えているご質問の一つが、「お風呂やトイレに窓って必要ですか?」というもの。
昔は“換気のために窓はあったほうがいい”と考えられてきましたが、最近はあえて“窓なし”を選ぶ方も増えています。

とはいえ、「閉塞感があるのでは?」「湿気がこもるのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
今回は、窓がない水まわり空間のメリット・デメリットを整理しながら、暮らしに本当に影響があるのかを解説します。

◆窓がなくても不便じゃない!?

「お風呂やトイレに窓がないと、空気がこもるのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。
実際には、住宅の換気システムの性能が大きく進化しており、窓を開けるよりも効率的に空気を入れ替えられるため、換気面で問題はありません。
住宅設備にある換気システムを使用すれば、湿気やニオイをしっかりと排出できるため、窓がないことによる大きなデメリットはないのです。

◆実はメリットだらけ?「窓なし」の良いところ

窓なしのお風呂やトイレには、見逃せないメリットがいくつもあります。

1.掃除がラクになる

窓がない分、サッシやガラス部分の掃除が不要になります。
特に浴室の窓まわりは水アカやカビが付きやすく、掃除に手間がかかる場所。
これが丸ごと不要になるのは大きなメリットです。

2.カビが生えにくくなる

外気を取り込む窓から、カビの原因となる胞子や湿気が入ってくることも。
密閉された空間で湿度管理がしやすく、換気システムをしっかり働かせると、むしろカビの発生リスクは低くなります。

3.防犯面でも安心

特に1階の浴室やトイレに窓がある場合、外からの侵入経路になるリスクも。
窓がないことで、防犯性がぐっと高まるという安心感も得られます

4.間取りの自由度が上がる

窓を設けるとなると、外壁に面する必要があり、間取りに制限が出てしまいます。
窓がなければ内部空間に配置できるため、家全体の設計の自由度も高まります。

◆デメリットもゼロではありません

窓がないデメリットとしては、やはり自然光が入らないこと。
日中に入浴することが多い方や、明るいトイレ空間を好む方にとっては、「外の光が差し込む窓があったほうが気持ちいい」と感じることもあります。
また、窓を開けて新鮮な外の空気を入れたいという方にとっては、機械換気だけでは物足りないと感じるかもしれません。

窓なしの水まわり空間は、現在の住宅設備と組み合わせれば清潔・快適・安心を実現できる選択肢♪
「自然光や風を取り込みたい」など明確な理由がある場合は窓付きのプランを、掃除の手間や防犯を重視するなら窓なしのプランも十分検討に値します。

伊田屋では、お客さまの暮らし方や優先順位に合わせて、最適な水まわり空間をご提案しています。窓の有無だけでなく、照明や換気設備、使い勝手までトータルで考えたプランニングを大切にしています。

「窓がなくても大丈夫?」と不安に思ったら、ぜひお気軽にご相談ください。
あなたにとっての“ちょうどいい快適さ”を、一緒に見つけていきましょう。

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