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2025.07.22

スタッフブログ

意外と忘れがち?季節物の収納場所

家づくりを検討されている方が忘れがちなことの一つが「季節物の収納場所」です。
冬用の寝具やスーツケース、クリスマスツリー、雛人形や兜飾りなど、あまり出番のない物は、場所を取るわりに収納計画で忘れがちなアイテムです。

これらの収納としておすすめなのは、2帖程度の納戸を造ること。
何もないガランとした空間にしておけば、大きな荷物もさっと片付けられて便利です。とはいえ、整理整頓が苦手だったり、「何をどこにしまったかわからなくなるのが不安」という方は、最初から棚を設けておくのもおすすめです。

収納計画を練る際に大切なのは、自分たちの“季節物の量”を事前に把握しておくこと。
「雛人形がある」「スーツケースは家族分ある」など、持ち物をあらかじめリストアップしておけば、設計段階で「このぐらいの広さがあれば全部収納できる」と考えることができます。

よくあるのが、ファミリークローゼットやウォークインクローゼットに季節物を一緒にしまってしまい、日常使いの衣類や物の出し入れがしづらくなるケースです。動線や使い勝手を考えると、季節物は別に収納できる場所があると快適です。

「季節物が入らないなら、後から外の物置を購入して、そこに入れておけばいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ですが、外の物置はスタッドレスタイヤやバーベキューセット、ビニールプール、シェードなど、「外で使う物」の収納として使われることがほとんど。家の中で使う寝具や飾り物を外に出してしまうと、湿気や気温変化が気になるという声もあるため、現実的ではないのかもしれません。

季節物は暮らしの中では脇役ですが、しまう場所が決まっているだけで日々の片付けやストレスがぐっと減ります。ぜひ設計の段階で、忘れずに検討していただきたいポイントの一つです。
伊田屋では、設計士が打ち合わせに同席し、収納計画のアドバイスもさせていただいておりますので、どんな小さなことでもご相談くださいね。