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2025.07.15

スタッフブログ

夫婦だけの家庭と、お子さまのいる家では生活動線の考え方は変わる?

家づくりを考える上で、「夫婦二人暮らし」と「お子さまのいるご家庭」では、生活動線が違うのでは?と思われるかもしれません。
でも実は、基本の動きはどちらも大きくは変わりません。
例えば、外出から帰ってきた時には、玄関で靴を脱ぎ、ジャケットやバッグを収納、次に手洗い場で手を洗って、最後にリビングへ。
この一連の動きは、ご家族の構成に関わらず、多くの方が自然に求める動線です。

洗濯や料理といった家事動線も、基本的な考え方は共通です。
洗濯機から物干し場に行き、乾いたらそのまま収納へ、という流れや、キッチン・ダイニング・食器棚の位置関係などは、どのご家庭でも快適さを求めるポイントは似ています。
家族構成に関係なく、効率よく動ける間取りを意識することが大切です。

ただし、細かな暮らしのスタイルや好みに目を向けると、ご夫婦だけの暮らしならではの動線の工夫があります。
一例をあげるなら、「ファミリークローゼット」。
お子さまのいるご家庭では、1階に設けることで家族全員の服の管理がしやすくなりますが、二人だけなら、それぞれの部屋にクローゼットを分けるほうが便利な場合も。そもそも家族で共有する収納が不要なこともあります。

食事のスペースも、家族構成によって考え方が変わります。
お子さまがいるご家庭では、みんなで囲めるダイニングテーブルが重宝されますが、ご夫婦だけなら、キッチン前のカウンタースペースで食事を済ませるスタイルも快適です。
ダイニングテーブルを置くとしても、コンパクトなもので十分ですし、その分リビングを広く使うこともできます。

ご家族の人数やライフスタイルに合わせて、動線の考え方を少し変えるだけで、毎日の暮らしがより快適になります。どんな暮らし方をしたいか、じっくり話し合ってみてくださいね。