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2025.06.19

スタッフブログ

将来のために、下地を入れておいた方がいい場所

家を建ててしばらく暮らしてみると、「ここに棚をつけたいな」「フックをつけたいな」と思う場面が出てくる方もいらっしゃいます。そんなとき、壁の中に「下地」が入っていないと、取り付けられなかったり、強度が足りなかったりして困ることも。
下地は、家づくりの段階で入れておけばそれほど費用も手間もかかりません。
今回は、将来の「つけたい!」に備えて、下地を入れておくべき場所を考えてみましょう。

◆そもそも下地とは?
壁の中に入っている補強用の木材や構造用合板のこと。
ビスやネジで何かを固定したいとき、下地があるとしっかりと取り付けることができ、逆に下地がないと脱落してしまい取り付けることができません。

◆下地を入れておくと便利な場所
家を建てる際に、下地を入れておいた方がいい場所をピックアップしました!

・玄関まわり
→ 趣味の自転車を壁掛けしたい方に。下地があると安定して設置できます。
・お子さまの勉強机の周辺
→ 壁にプリントを貼るだけなら問題ありませんが、ランドセルなど重たいものを掛けたい場合は、下地がないと強度が足りません。建築士である弊社スタッフの家でもここはちょっと後悔ポイントに。
・75cm前後の収納スペース内
→ 棚や収納グッズを後から設置したい場合に、下地があるとスムーズです。
・ロータイプの食器棚の上部
→ 飾り棚を取り付けたいという方におすすめ。お皿や植物など、ある程度の重さがあるものを置くなら、強度を確保しておきたいところです。

もちろん、すべての壁に下地を入れる必要はありません。
なんとなくでも「ここに何かつけるかも」というイメージがあれば、その場所に絞って入れておくのがおすすめ。
必要なところにだけ入れておけば、コストも抑えられます。

あとで「あそこに入れておけばよかった」とならないよう、家づくりの計画段階でぜひ一度、検討してみてくださいね。