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2025.05.06

スタッフブログ

暮らしに合わせた「階段の位置」とその活用法

こんにちは。
岐阜県全域と愛知県北部で分譲住宅や、自由設計の住宅を販売している伊田屋です。

注文住宅の間取りを考える時、「階段をどこに設けるか」というのは意外と重要なポイントです。リビング階段が人気を集めている一方で「リビング以外の場所に階段を設けたい」というご相談も増えてきました。

階段の設置場所は、大きく分けて次の3つが一般的です。
・玄関に近い場所に配置する「玄関階段」
・LDKを通った先の廊下に設ける「廊下階段」
・LDK内に設ける「リビング階段」

中でもリビング階段は、「見せる階段」としてデザイン性の高い空間づくりができる点が魅力。アイアンの手すりやスケルトン階段など、おしゃれなデザインを取り入れやすく、ご家族が自然に顔を合わせる機会が増えるというメリットもあります。

一方で、リビング階段を選択しなかったお客さまにも、それぞれ理由があります。
例えば、リビング階段はどうしても2階と空間がつながっているため、暖かい空気が上階に逃げてしまいがちです。LDK全体が暖まるまでに時間がかかるため、光熱費が気になる方にとっては、やや不経済に感じられることも。

お子さまが小さいご家庭では、リビングに階段があることで落下のリスクを心配される方もいらっしゃいます。また、お子さまが思春期になった時に、「誰かがいるリビングを通らないと自室に行けない」という状況に、ストレスを感じることもあるようです。

こうした理由から、廊下に階段を設けたり、玄関近くに配置するケースも多いのです。
その分、階段が「見せる場所」ではなくなるため、階段下のスペースを収納として有効活用するアイデアも生まれています。

例えば、階段下をファミリークローゼットの一部として活用したり、玄関近くであればシューズクロークやベビーカー置き場にするのもおすすめです。日用品のストックや、季節物の収納にもぴったり! 使いやすさと見た目のバランスを取りながら、「暮らしにフィットした階段計画」を立てることが、長く快適に暮らすポイントだと私たちは考えています。

伊田屋では、お客さまのライフスタイルに合わせて、階段の位置やデザイン、そして階段下の活用法まで、細やかにご提案いたします。おしゃれも、実用性も、どちらも叶えたい方はぜひご相談ください。